2012年3月4日日曜日

6分団合同訓練  ~春の火災予防活動~

今日は、春の火災予防活動 の一環として、林野火災を想定した六分団(妻鹿、白浜、糸引、八木、的形、大塩)の合同大訓練が御旅山で行われました。

【訓練想定】

① 第Ⅰ想定 … 播磨南西部に乾燥・強風波浪注意報が発令下の午前10時頃、御旅山白浜西公園付近で林野火災が発生し、延焼拡大中である。

② 第Ⅱ想定 … 消火活動を実施するも、海からの強風に煽られ火勢が強くなり、北の東屋方向へ延焼拡大中である。

【訓練開始】


糸引分団は第Ⅱ想定で妻鹿分団と合同で御旅山ハイキングコースの北側(妻鹿チビッコ広場)から東屋を目指します。

事前打合せでは、妻鹿分団が防火水槽を水利(吸管2本)とし、1.27MPa(13kgf/cm2)で糸引分団に送り(65mm×1本)、糸引から1.96MPa(20kgf/cm2)で送水。65mmホース×12本+分岐から50mmホース×2本で東屋付近で放水ということでした。

今回は通常の二重巻きホースではなく、白浜分署に用意してもらった特殊な巻き方(下記写真)をしたホース(65mm)を肩に掛け、いざ山登り!


この巻き方は山登りには良いかも!(*^^)v

ジョイントして肩に掛けたまま登っていけるので、ホースの捻りも少なく、次のホースのジョイント位置も声掛けしながら出来るので… (^o^)v

中腹に差し掛かると、オッサン連中は、普段の運動不足がたたって息が切れてきます。(;^_^A

若いヤツは余裕?!(@_@;)

ハイキングコースに沿ってホースを伸ばしていきます。 おやおや… ホース足りるんかぁ?(;^_^A
『ホース足りるんか?…』
『全然足りんでぇ!』
『何本や?』
『あと8本はいるでぇ』
『8本っ?!』
 

… ということで、急遽、妻鹿分団員にホース6本を追加で山登りして頂きました。 m(_ _)m …

それでも東屋まで届かないので、分岐から50mmホースを2本連結し…

東屋手前で放水! 当初は分岐から50mmホース2線放水でしたが、1線となってしまいました。水圧としてはそこそこで、御旅山の第一想定側からも放水が確認できたようです。

結局、

① 防火水槽 ⇒ 吸管2本 ⇒ 妻鹿分団
② 妻鹿分団 ⇒ 65mm×1本 ⇒ 0.98MPa(10kgf/cm2) ⇒ 糸引分団
③ 糸引分団 ⇒ 65mm×18本+50mm×2本(直列) ⇒ 2.45MPa(25kgf/cm2) ⇒ 放水 … でした。


東屋からの妻鹿町…

ホース撤収作業の団員を残し、分団長を含めた5名は、講評を聞くために御旅山神社まで山行 … しんどかったぁ …

講評では、白浜分署長より、林野火災の原因の1位は『たき火』だが、2位は、たばこの不始末ではなく、放火と思われる場合も少なくないということで、消防団員として認識しておいて欲しい旨のお話がありました。

終わったぁっ~ ああ、しんどォ … 明日筋肉痛やぁ…
 

祭りで登り慣れた道を下って … 解散です。


参加して頂いた各分団各団員の方々、ご苦労様でした m(_ _)m

※※ 反省 ※※
  • 事前打合せの想定以上のホースが必要だった。(65mmホース:12本 ⇒ 18本以上)
  • 放水中、ホースの3本目が破裂 ⇒ 交換 というトラブルが発生。(ホースの点検の不備or昇圧の問題?)
  • 緊張感がない。 


※※ 今後の展開 ※※
  • 林野火災を想定した大訓練は、他分団とのポンプ中継を習熟できる貴重な機会なので、より実践に則した訓練の方が良いのではないでしょうか。
  • せっかくの大訓練なのに緊張感がないというのが一番の問題かもしれません。
  • 各分団車庫からの訓練開始や、ホースが何本必要か判らない場所で実施するなど、実際の現場を想定したものに変更した方が良いと思うのですが、いかがでしょうか?

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